2025年1月18日(土)新潟県上越市にある上越市立市民プラザの工芸室をお借りして材料と加工の技術に関する自主検収「実技研修会」を実施しました。
研修内容
タイムスケジュール
講義 13:00~13:30 | 新しい材料と加工の技術について(渡津) |
演習 13:30~14:45 | caDIY3Dによる設計体験(尾見) |
演習 14:45~16:00 | Kismによる製作体験(大谷 俊行) |
演習 16:00~16:30 | 実際の教育現場における実践紹介(森下) |
今回の研修には4名のメンバーが乗り込んでの研修会となりました。
新潟と言えばお酒がおいしい地域。子供たちの題材としては?ですが,「酒瓶ディスプレイ棚」という題材を用意して研修を行いました。実際に皆さんにKismキットを使って作品の製作までを体験して頂きましたが,思いの外,素敵な作品が出来上がって,合板DL教材の可能性を感じることができました。




受講者アンケート(抜粋)
今回の研修会で学校や職場で伝えたい、実践したいと感じられた内容について、ご記入ください。
- 技術分野の教材を変えること
- 自分が今使用している教材でも、授業の方向性はほぼ同じであるが、研修で使用したキットの方が、圧倒的に製作にかかる時間が少なく驚いた。指導要領の内容を無理なく実現するため考え抜かれていると思う。そもそも、技術という教科が全教科の知識の上になりたった思考判断表現に、いかに適した教科であるかを、もっと他の職員にも知ってもらえるとよいなと思いました。
- CADを活用した実践
- 現在行っている自身の授業と比べて、製作時間が大幅に短縮できそうな点
合板DL教材の設計学習において、3DCADを活用することについて、感じられた内容をご記入ください。
- これから新しく指導要領が変わり、さらに授業時間も減ることが予想されるので教材を考える機会にしたいと思います。
- 設計が苦手な生徒から、得意な生徒まで幅広く対応できると感じた。また、材料取り図を書く手間も省け、SDGsを意識した、端材がなるべく発生しない設計などにも取り組みやすいと感じた。また、タブレットで、マウスなしでも取り組める手軽さがすばらしい。設計変更のしやすさも当然ながらすばらしい。20年前に使用していた2DのJW CADの使い勝手の悪さしか知らない自分にも、これなら授業で活用できると感じられた。
- 木取り図が生成される機能がすばらしいです。
- 3DCAD を初めて使用したが、思っていたよりも操作性がよく、わかりやすかった。また、間違ってしまったところをすぐに直せるのはとても良かった。
当協会では、研修会の開催希望を随時受け付けております。以下のフォームからお気軽にお問い合せ下さい。