【2026年7月31日】埼玉県立総合教育センター 授業づくり研修会

研修

2026年7月31日(金)、埼玉県立総合教育センター(埼玉県行田市)にて、令和8年度 中学校技術・家庭科(技術分野)授業づくり研修会 第1日「内容A 材料と加工の技術コース」を実施しました。埼玉県立総合教育センターの主催、当協会の共催による一日研修です。

研修内容

タイムスケジュール

スケジュール内容
講義1 9:30~10:00新しい材料と加工の技術の授業(東京学芸大学 教授 大谷 忠)
講義2 10:00~10:30家具屋のリアルな問題解決(Ton-Ton 代表 大谷 俊行)
演習1 10:30~12:003DCADによる設計(日本マイクロシステム 開発部部長・理事 尾見 賢司)
演習2 13:00~14:00スチレンボードによる試作体験(東京学芸大学 教授 大谷 忠)
演習3 14:00~15:00合板DL教材による製作(Ton-Ton 代表 大谷 俊行)
講義3 15:00~15:30合板DL教材を用いた授業実践(東京学芸大学附属竹早中学校 教諭・理事 岡崎 靖)
協議 15:30~16:15質疑応答・全体協議

大谷忠先生による講義「新しい材料と加工の技術の授業」。情報活用能力の抜本的向上に向けた教育課程改善の方向性を示しながら、技術・家庭科を分離して新教科を設置する検討の状況と、材料と加工の技術の学習がこれからどう位置づけられていくのかをご説明いただきました。

3DCAD演習では、受講された先生方ご自身のICT端末を使って設計を体験していただきました。設計したデータからそのまま木取り図が得られること、修正が何度でもやり直せることを、実際に手を動かしながら確認していただきました。

一発カット治具による切断の体験。けがきをせずに必要な寸法で正確に切断できるため、加工に不安のある生徒でも失敗を気にせず作業を進められます。

午後の演習では、スチレンボードによる試作から合板DL教材の製作まで、設計したものを形にする一連の流れを体験していただきました。

最後に岡崎先生から「合板DL教材を用いた授業実践の提案」として、東京学芸大学附属竹早中学校での実践例を紹介いただきました。

受講者アンケート(抜粋)

今回の研修会で、学校や職場で伝えたい、実践したいと感じられた内容について

  • CADを有効活用していきたい。またCADの操作に慣れさせるためにあそびの要素を入れるのは参考になった。

  • 設計における3DCADの活用と製作における治具の考え方。

  • 3DCADを用いた木材加工は特別支援学校の作業学習にも活かせると感じた。

  • 問題発見の取り組み方、考えるべき視点。

受講者アンケート(抜粋)

3DCADの活用や模型製作を合わせて行うことについて

  • 再設計が容易であること。図面を書くのも容易であること。

  • CADだけでは実感しづらいことが模型だとわかる。

  • バーチャルのものを実際に実物として組み立てることで技能が格段に上がると思う。

  • 映像の中と模型は同じ立体でも見つかる課題も違うので、製作でも必要だと感じた。

受講者アンケート(抜粋)

「一発カット治具」について感じられた内容

  • 誰でも正確に加工できるので良い。

  • 失敗の不安なく、別の学習活動に時間をかけたり、集中したりすることができると感じました。

  • 特別支援学校にとても良い内容だと感じた。

  • 子供たちの達成、成就感を与えるには便利だと思う。

受講者アンケート(抜粋)

この研修を通して考えられたことについて

  • これからの授業に必要なことだと思いました。生徒が自由に製品を開発できる授業を研究していきたい。

  • 技術の授業の進化系を体験できました。

  • 成功体験やワクワクを感じる内容を技術科で学習できる気がした。

  • 木材加工の作業について慣れることはもちろん、情報を活用した木工は生徒達も興味関心を持って取り組めるのではないかと思いました。

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