【2026年8月19日】山形市中学校教育研究会 技術・家庭部会研修会

2026年8月19日(水)、山形大学附属中学校(山形県山形市)の技術室にて、山形市中学校教育研究会の主催、当協会の共催による「技術・家庭部会 研修会」を実施しました。山形市内の中学校で技術分野を担当される先生方15名程度にご参加いただきました。今回は時間が限られていたため、全員で同じ題材を扱い、その設計図の作成と、プレカット済みの材料による組立体験に絞ったプログラムとして開催しました。
研修内容
タイムスケジュール
| スケジュール | 内容 |
|---|---|
| 講義 9:00~9:30 | 新しい材料と加工の技術の授業(宮城教育大学 准教授・理事 渡津 光司) |
| 演習1 9:30~10:30 | caDIY3Dによる設計図の作成(日本マイクロシステム 開発部部長・理事 尾見 賢司) |
| 演習2 10:30~11:30 | 合板DL教材の組立体験(Ton-Ton 代表・理事 大谷 俊行) |
| 演習3 12:30~14:00 | 組立体験の続き・質疑応答 |
はじめに渡津先生から「新しい材料と加工の技術の授業」と題した講義を行い、これからの材料と加工の技術の学習が目指す方向についてお話しいただきました。

続いて、caDIY3Dによる設計図の作成。「エンジニアは製作の前に時間をかける」という視点から、考える時間としての設計をどう授業に位置づけるかをご説明した上で、演習に入りました。



今回は全員で同じ題材を扱い、その設計図を作成していただきました。実際に手を動かしながら、設計の修正が何度でもやり直せること、設計したデータからそのまま木取り図が得られることを確認していただきました。


後半は合板DL教材の組立体験へ。設計した題材と同じものを、プレカット済みの材料を使って組み立てていただきました。接着の向きやクランプでの圧着など、授業でそのまま扱えるポイントを確認しながら進めていただきました。

作業台には、クランプで圧着中の作品が並びました。設計図の作成から組立までを一続きに体験することで、設計したものが実際に形になる流れを確かめていただきました。あわせて、部材を正確な寸法で切断できる「一発カット治具」についても、その機能をご紹介しました。
受講者アンケート(抜粋)
今回の研修会で、学校や職場で伝えたい、実践したいと感じられた内容について
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生徒の発想力を引き出し、情報技術とものづくりのリンクを感じとらせたい。
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自由な発想で授業を進められること。今後の指導要領にあっていること。
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山形県内でもこの研修会を広めていきたい。多くの技術科教員に合板DL教材を知ってもらいたい。
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生徒数が多い学校のため、どこかを共通化して進めることを常に考えて授業をしてきました。しかし、そのために生徒の考えを十分に活かせるものにならない部分も感じていました。今回のcaDIY3Dと合板DLの組み合わせによる教材は、どちらも十分に満たせる教材であると感じました。
受講者アンケート(抜粋)
3DCADの活用や模型製作を合わせて行うことについて
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とても扱いやすく中学生に向いている。
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設計をすぐに修正することができ、その手間がかからないことが最大のメリットだと感じる。
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操作体系がよく考えられており、非常に使いやすかったです。ARもあり、課題解決により繋げやすいものでした。ぜひ導入してみたいです。
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今の生徒たちは空間把握能力がやや劣るため、今回つかったCADやVRのように立体的な感覚を掴むにはとてもいい教材だと思った。
受講者アンケート(抜粋)
この研修を通して考えられたことについて
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技術の授業の可能性を感じました。有意義な研修でした。
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新しい指導要領がはっきりと見えてきての判断になりますが、材料と加工と情報を組み合わせた一つの例になると思いました。
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今年度から合板DL教材を授業で活用させていただいていますが、「生徒の目線」で研修を受けさせていただき、「やっぱり面白い!」と実感しました。この面白さや楽しさが生徒にも伝わっていくよう、これからも指導法を研究していきたいと思います。
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新指導要領にもつながる良い教材提供をしていただき、ありがとうございました。これからのイメージが掴める、良い研修でした。
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