加工の技術…合板 DL 材を「接着接合」で組み立てよう
製作学習の最初は…構造材の脚となる L 材の製作から
合板DL材(1×1)の単板積層面を「接着面にしない」ように注意!!
単板積層面は接着剤を吸い込みやすく、十分な強度が出せない場合があります。
L材は二種類のDL材を接着剤で圧着(ばねクランプで)して製作します。
上図の場合は(1×1)材と(1×2)材を接着剤で圧着して製作しています。
構造材「脚」の L 材の凹部で、材料の接合…「ほぞ接合」より簡単で丈夫な接合で
角材の接合は、「ほぞ」と「ほぞ穴」の「ほぞ接合」が使用されますが、合板DL材ではL材の凹部分で、材料先端の突き付けの簡単で丈夫な接着接合を用い、強い構造体を組み立てます。
それぞれの材料は接着剤で接合します。荷重が大きくかかる場合は釘併用接合が必要です。
接着剤で接合…二種類のクランプで圧着が絶対必要!!
1.接着剤
- 速乾木工用接着剤(おススメ)
- ゼリー状瞬間接着剤
2.圧着クランプ
ばねクランプ
バークランプ
3.接着剤の塗布と圧着クランプの使用例
速乾木工用接着剤の塗布
ゼリー状瞬間接着剤の塗布
ばねクランプでの圧着
バークランプでの圧着
ばねクランプでの圧着