先週は大雨警報による突然の休校などがあり、今回の授業は前回から10日ほど間が空いてしまいました。まずは簡単に夏休み明けの授業を振り返ります。夏休みの課題で作ってきたスチレンボードによる模型を基に、改善点が無いか話し合いました。その話し合いを基に第2案を設計します。今回の授業では、できれば第2案の設計を完了させたいところです。

第2案の設計ができたら、Googleクラスルームに設計図を提出します。クラスルームに提出された設計図は先生がチェックし、コメントを返します。コメントをもらった生徒は、そのコメントを設計図に反映し、第2案の設計を完成させます。第2案の設計が完成したら、もう一度スチレンボードでの模型製作を行います。

設計図の提出では、出席番号+製品名をファイル名にします。

先生のチェックでは、主に組み立ての順番などを確認します。組み立ての順番を生徒に尋ねる際は、プレ体験したKismトライアルでの組み立て手順を思い出してもらいます。
Kismトライアルの組み立てでは、まずL材と呼ばれる部品を作った後、左右の脚部分を作りました。これを枠と呼んでいます。枠が出来たら、その間を繋ぐように組立てましたね。
同じような手順で組み立てができる設計となっているか考えてもらいます。

設計図の中には見た目が良くても、組み立てが難しくなるものも少なくありません。

  • 積層面同士を接着するパターン
  • 後から間に材料を挟むような構造(受けとなる部材が無い)
  • 面に突き付けのみの構造

などは組み立てが難しくなったり、強度的に問題があったりします。

いくつか設計のポイントなども図を示します。

第2案の模型製作は、第1案の模型を一旦ばらして、組み立て直します。スチレンボードが足りない場合は、部品を抜いた後の余白の部分(余白も1×1材、1×3材が取れるようになっています)を利用しながら製作します。

第2案の模型も製作できている場合は、模型の写真をiPadで撮影してGoogleドライブにアップします。

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