ここ最近は、設計と試作の繰り返しを行っているのですが、進捗もバラバラになってきています。まだまだスチレンボードによる試作をしている生徒もいれば、設計を纏めて、困りごとを抱えている人へのプレゼン資料を纏める生徒。さらに、製作の承認を得た生徒はKism(合板DL・モジュール木工キット)を使った製作に入っていきます。一人一人がマイペースで授業を進めている風景も、私たちが学生だった頃の風景とは全く異なりますね。

しっかりと設計が終わっている生徒は、本製作に入っています。Kism(合板DL・モジュール木工キット)を使った製作では、横切りのみで部品を作っていきます。「一発カット」という治具を使うことで、設定した寸法通りに切断を行い、仕上げ線まで削って仕上げるといった作業は行いません。

授業で使っている3DCAD(caDIY3D)には材料取り図を表示する機能があります。Chromebookの画面をのぞき込みながら、カットする部材の長さが間違っていないか、
何度も確認しています。
設計から製作に至るまで、紙への印刷というのは存在しなくなっています。
タブレットPCの有効活用にもなっていますね。

コメントを残す

CAPTCHA