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プレ体験の学習は終わり、今回から材料の学習に入ります。
このクラスは、前時のグループワークの発表が出来ていなかったので、そこから開始します。グループから1名代表でどういった分類でまとめたかについて発表してもらいます。

  • ボンド(接着剤)について着目
  • イスの構造や部分について着目
  • 強度について着目
  • T材、L材について着目
  • 接合方法について着目

などが挙げられました。付箋に書かれた内容をよくみてみると、専門的な文言も見受けられました。気付きや読み取り方にはたくさん気付ける生徒、あまり思いつかない生徒など、個人差があるものの、グループワークで発表しながらみんなで纏めることで個人差を埋めることができているのではと感じました。

■1.Kismキットを配布

ここから、本時の本題、材料の学習に入ります。
まずは一人一つずつ、Kismキットを配布します。Kismキットのパッケージはシンプルですね。メーカー曰く、完成品のイラストや写真を使わず、あえてシンプルな段ボールにすることで生徒たちには先入観など無い「無」の状態から創作を楽しんでもらいたいという、こだわりなのだそうです。ちょっとしたことかもしれませんが、いろいろと考えられているんですね。

生徒に一つずつ行きわたったら、まずは箱を開けて中身を確認します。箱の中にはラベルが入っていますので、クラスと名前を記入して箱に貼り付けるか、または直接キットの箱に名前を記入します。箱のどの位置に記載するかを案内します。

続いて付属のリーフレットを確認します。本教材の名前「Kism(キズム)」を覚えてもらいます。これらの材料を使ってこれから製作を行うことを案内します。
リーフレットの表面に描いてある材料(1×1材が4本、1×2材が4本、1×3材が6本)と箱の中身が一致しているか確認します。

続いて、リーフレットの中身を確認していきます。
リーフレットの内側にはKismを利用した学習の流れが描いてあります。この流れに沿って学習していくことを案内します。最後に裏面の作例を示して、このキットを使うことで、いろいろな作品が作れることを示し、これからの製作のイメージをもってもらいます。

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