■6.材料の形状の違いによる強度について

スライドで示しながら、身の回りにはいろいろな形状をした材料があることを示します。また、それらの材料がどんなところで利用されているか考えてみます。

・波板・・・倉庫の屋根に使われている。

・H型、T形・・・倉庫の構造などで見たことある。

などの意見がでました。身近な場所(例えば、教室から見える外階段にはC型鋼が使われている)での利用箇所なども示します。波型などは、屋根だけではなく、もっと身近な段ボールにも利用されていますね。

スチレンボードでの実験を振り返りながら、材料の幅と厚さの違いで強度の違いに法則性があることを示します。また、鋼材などで、L形、T形といった形状があるが、スチレンボードの試料と同じように表現した場合、どの程度の強度になるのか(T材で5.2倍、L材で4.7倍)示します。

ここで実験を振り返り、CとEではどちらが強度が高かったのかを確認します。(Cが3倍、Eが4倍)

続いて、これから製作に利用するKismの強度について説明します。以下のスライドを用いながら、Kismの強度実験結果を示していきます。(Kismは合板メーカーが特別に製造している全層ヒノキの合板です。強度実験結果も提供されてます。)
Kismの1×1材はおよそ22㎏までの荷重に耐えうることを説明します。
また、幅広、背高の状態でのそれぞれの実験結果を確認していきます。

図1 幅広での実験結果
図2 背高での実験結果

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