島根大学教育学部附属義務教育学校において、2022年度版ワークシートを使いながら実際に授業している様子を協会メンバーがレポート!
リアルな授業の様子をお伝えします。
- 【授業レポート:第1時】導入学習【島根大学附属】今回は「A 材料と加工の技術」の導入学習になります。学習のめあては「身の回りの製品に込められた工夫を読み取る。」ことになります。
- 【授業レポート:第2時】部材の確認と接着接合(前脚L材と後脚T材)【島根大学附属】今回から、プレ体験学習としてKismトライアル(特注品)の製作をグループ毎に行います。これからの授業の進め方について説明を行います。
- 【授業レポート:第3時】切断(ソーガイド使用)と接着接合(左右の枠)【島根大学附属】今回の授業では、Kismトライアルの枠(前脚と後ろ脚を幕板でつないだ左右の部材)を組み立てを進めていくといった流れを説明します。
- 【授業レポート:第4時】切断の仕組み調べと切断(ソーガイド使用)と接着接合(前後に繋ぐ)【島根大学附属】今回はプレ体験学習の3時間目となります。前回、左右の枠を作成しましたが、まだ完成していないグループは続きを行います。枠が完成したグループから、第3時のワークシートを記入し、ソーガイドを使っての初めての木材切断を行います。 […]
- 【授業レポート:第5時】接着接合(前後に繋ぐの続き)と座板接合【島根大学附属】今回はプレ体験学習の4時間目となります。今回でKismトライアルを完成させます。 ■1.導入 今回は左右の枠を繋ぐ部材の組み立てです。背板、幕板、座面などを枠に接着していきます。 あらためて生徒にはKismトライアルの完 […]
- 【授業レポート:第6時】Kismトライアルを製作して読み取った技術的な工夫をまとめる【島根大学附属】今回はプレ体験の5時間目。今回でプレ体験は終了です。 前回まででKismトライアルの製作を終了し、製作を通して読み取った技術的な工夫を纏めるように宿題を出しました。 ■1.製作体験での気付きを発表 すでに各自はワークシー […]
- 【授業レポート:第7時】木材と木質材料に関する学習:材料の学習の1回目【島根大学附属】<この記事は全部で3ページあります> プレ体験の学習は終わり、今回から材料の学習に入ります。このクラスは、前時のグループワークの発表が出来ていなかったので、そこから開始します。グループから1名代表でどういった分類でまとめ […]
- 【授業レポート:第8時】身の回りの製品は丈夫にするために、どのような工夫があるのだろうか【島根大学附属】<この記事は全部で4ページあります> 今回は部材の強度に関する授業になります。まず、前回までのプリントを返却して、簡単に振り返りを行います。 前回の授業で材料(木材、金属、プラスチック)について学習したことを思い出しても […]
- 【授業レポート:第9時】丈夫な構造体を作るにはどのようにしたらよいだろうか【島根大学附属】<今回の記事は全部で2ページです。> 今回は構造の強度に関する授業になります。まず、前回までの授業を振り返ってみます。前回はスチレンボードで実験を行いましたね。これは断面形状など、形状による丈夫さの違いを確認する授業でし […]
- 【授業レポート:第10時】身の回りの製品にはどのような既存の技術が使ってあるのだろうか【島根大学附属】今回の授業ではまず、いままでに学習した内容を最初から振り返ってみました。身の回りの製品について観察した後に、Kismトライアルを使ったプレ体験学習で、製品にどのような工夫があるかを考えながら製作を行ったこと、プレ体験学習 […]
- 【授業レポート:第11時】身の回りの解決すべき問題はなんだろうか【島根大学附属】<今回の記事は全部で2ページです。> 前回の授業の課題として、身の回りの困りごとを3つ程度探してきてもらいました。その内容をスプレッドシートにみんなで記入して、どういった困りごとがあるのか共有します。(一人一台端末のCh […]
- 【授業レポート:第12時】見出した問題を解決するためにはどのようなことを検討すればよいだろか【島根大学附属】前回は身近な問題をいくつか考えてきて、これから取り組む課題についてひとつに絞り込みました。また、この課題に取り組む為には何を考えるべきをそれぞれが考えました。 今回は、一人一人が考えた内容をグループで共有し、グループ内でさらに様々な意見を出し合って、考えるべき観点を深堀し、検討すべき内容を明らかにしていきます。
- 【授業レポート:第14時】作るものの寸法と構造を具体的に決めるとどのようになるだろう【島根大学附属】今回からは、前回作った構想図をより具体的にするために3DCADを使って設計を行っていきます。 生徒には設計図を作るためにコンピューターに手伝ってもらうことを伝えます。 また、CADはComputer Aided Designの頭文字を並べたもので、日本語にするとコンピューター支援設計という意味になり、今回使う3DCADは三次元空間内で設計を行うと伝 えます。
- 【授業レポート:第15時】caDIY3Dで設計(その1)【島根大学附属】今回はChromebookを使った設計の2時間目になります。前回はChrmebook版 caDIY3D for Educationのライセンス認証作業を行い、使える状態にしたあと、動画などを見ながら操作 方法について慣れました。今回から本格的に設計をはじめます。
- 【授業レポート:第16時】caDIY3Dで設計(その2)【島根大学附属】今回はChromebookを使った設計の3時間目になります。前回から本格的に設計をはじめたわけですが、早い生徒はほとんど設計図が仕上がっています。
- 【授業レポート:第19時】夏休み中の課題の確認、模型を作って気付く修正すべき点【島根大学附属】夏休み明け、最初の授業になります。生徒は夏休みの前に自分の作りたい製品の設計を終え、スチレンボードによる模型製作を始めていました。夏休みの課題は、このスチレンボードによる模型を完成させておくことです。
- 【授業レポート:第20時】修正点を踏まえた再設計(第2案)【島根大学附属】今回は夏休み明け2回目の授業となります。前回は夏休みの課題として作成してきたスチレンボードによる模型を基に、改善点がないかどうかをグループワークで洗い出しました。今回の授業では洗い出した改善点を基に設計の第2案を作成していきます。
- 【授業レポート:第21時】修正した設計に基づく模型製作【島根大学附属】先週は大雨警報による突然の休校などがあり、今回の授業は前回から10日ほど間が空いてしまいました。まずは簡単に夏休み明けの授業を振り返ります。夏休みの課題で作ってきたスチレンボードによる模型を基に改善点が無いか話し合いました。その話し合いを基に第2案を設計ます。今回の授業では、できれば第2案の設計を完了させたいところです。
- 【授業レポート:第22時】設計と模型製作【島根大学附属】前回から引き続き、設計と模型製作を行います。第一案を踏まえて、第二案を設計していくのですが、第一案から何が変わってきたのか、レポートとして纏めてもらいます。このレポートを困りごとをもった人(今回は家族だったりします)に見せて、この設計内容で良いかどうかを確認してもらいます。これで良いとなったらKismによる製作に入ります。
- 【授業レポート:第23時】設計と模型製作と製作開始【島根大学附属】ここ最近は、設計と試作の繰り返しを行っているのですが、進捗もバラバラになってきています。まだまだスチレンボードによる試作をしている生徒もいれば、設計を纏めて、困りごとを抱えている人へのプレゼン資料を纏める生徒。さらに、製作の承認を得た生徒はKism(合板DL・モジュール木工キット)を使った製作に入っていきます。一人一人がマイペースで授業を進めている風景も、私たちが学生だった頃の風景とは全く異なりますね。
- 【授業レポート:第24時】第2案の確定と製作【島根大学附属】 前回から引き続き、試作と設計を繰りかえしています。試作の方は、第一案を終えて、第二案の製作を行っていますが、ほとんどの生徒が第二案の試作が終わってきています。最終的な試作のモデルは写真に撮って、資料に纏めます。 第二案に […]
- 【授業レポート:第25時】Kismキットを使った本製作【島根大学附属】 「A 材料と加工の技術」の課程もかなり終盤となってきています。もう、ほとんどの生徒がKismキットを使った本製作に取り組んでいます。技術室にきた生徒からすぐに作業を開始してもらいます。 接着剤を塗布した後は、クランプを使 […]
- 【授業レポート:第26時】Kismキットを使った本製作の続きとまとめ資料の作成【島根大学附属】「A 材料と加工の技術」の課程も残すところあとわずか。生徒たちも製作品の完成に向けて取り組んでいます。教室の前には、完成品がところ狭しと並んでいます。どれも個性的で同じものは無いですね。 こちらは教科書などを入れる本立て […]